技術ブログにアイキャッチ画像は必要か―noteの見出し画像と現在のゆまラボを見比べる

技術ブログにアイキャッチ画像は必要なのか。noteの見出し画像やサムネイル表示、Google Discoverの画像要件、現在のゆまラボの記事一覧を見ながら考えます。

執筆:ゆまラボ運営者

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技術ブログにアイキャッチ画像は必要か―noteの見出し画像と現在のゆまラボを見比べる

技術ブログにアイキャッチ画像は必要なのか。

ゆまラボの記事一覧は今のところ、カテゴリ、日付、タイトル、説明文、タグが中心で、画像は前面に出していない。技術記事ならタイトルと内容が分かれば十分な気もする。

ただ、noteを見るとかなり印象が違う。

記事の見出し画像を設定する文化が強く、公式側も「記事を見つけてもらう」「テーマを伝える」という役割を案内している。最近は、見出し画像を設定していない記事でも本文の1枚目をサムネイルへ使う仕組みまで入っている。

そこまで画像を使う理由は少し気になった。

noteは見出し画像をかなり重視している#

note編集部は、適切な見出し画像を設定することを推奨している。理由として挙げているのは、記事を見つけてもらいやすくすることと、画像から記事の中身を想像しやすくすること。

現在のヘルプでも、見出し画像はタイムラインやページ一覧で目を留めてもらうためのものとして説明されている。

推奨サイズは1280×670px。かなり横長なので、本文中の説明画像というより、一覧やシェアを含めた「記事の顔」として使う前提が見える。

さらに2025年11月4日以降、見出し画像がない新規・更新記事では、本文に入っている1枚目の画像や埋め込み動画がnote内のサムネイルとして自動表示されるようになった。

noteで見出し画像を設定した場合と設定しない場合のサムネイル表示の概念図

専用の見出し画像を作らなくても、一覧上では何らかの画像を見せる方向になっている。

ただし、この自動サムネイルはOGPには反映されない。SNSで共有するときの画像まで考えるなら、見出し画像を自分で設定する意味は残る。

技術ブログは画像がなくても読める#

ここはnoteと技術ブログで少し事情が違う。

技術記事を探しているとき、自分が最初に見るのはタイトルの中にある製品名、エラーコード、やりたい処理だったりする。

「Cloudflare Workers」「Astro」「InvalidContentEntryDataError」のように、探している言葉がそのまま出ていればクリックする。アイキャッチ画像がなくても特に困らない。

現在のゆまラボもこの形に近い。

記事一覧にはカテゴリ、日付、タイトル、description、タグが並ぶ。少なくとも技術情報を探す一覧としては成立している。

テキスト中心の記事一覧とサムネイル付きの記事一覧の違いを示した概念図

画像を入れると、記事ごとの区切りはかなり分かりやすくなる。ただ、画像の中に毎回タイトルを書き、凝ったデザインを作り始めると、記事を書く以外の作業が増える。

技術ブログの場合、ここは無視できない。

記事1本を書くたびに画像制作へ20分、30分使うなら、その時間で本文の確認やスクリーンショットの追加をした方が役に立つ記事も多い。

SEOのために必須という話でもない#

「アイキャッチを付けるとSEOに強い」という話も見かける。

Googleの公式資料を見る限り、画像を入れれば通常の検索順位が上がる、という単純な説明にはなっていない。

画像はGoogle画像検索や検索結果の画像表示、Discoverなどで利用される。特にDiscoverでは、関連性のある高品質な画像を使い、幅1200px以上の大きな画像を用意することが推奨されている。

なので、画像が使われる検索面を広げたいなら意味はある。

ただ、技術記事の本文とは別に、内容と関係のない装飾画像を1枚置けばSEO対策になる、と考えるのは違いそうだ。

エラー画面、構成図、設定画面のように本文を補う画像なら、そのまま記事の情報量にもなる。技術ブログなら、まずそちらを優先したい。

ゆまラボなら「あったほうがいいかも」くらい#

今のところ、技術ブログにアイキャッチ画像は必須とは思わない。

noteのように記事がタイムラインへ大量に流れる場所では、見出し画像の役割が大きい。実際、note自身も見出し画像がない場合の自動サムネイルを用意している。

ゆまラボも記事が増えると、文字だけの一覧では似た見た目の記事が続いていく。

そう考えると、あったほうがいいかも、くらいには傾いた。

ただ、全記事で凝った画像を作る必要はなさそう。

新しい記事から横長の画像を1枚用意して、一覧やOGPで使う。技術的なスクリーンショットや図がある記事なら、それを活用する。画像を作るために本文の公開が遅くなるなら、無理に付けない。

ゆまラボで採用するなら、そのくらいの運用から試すのがちょうどよさそうだ。

参考#