Cloudflareで独自ドメインメールを送信できる?Email Routingと有料送信を確認
Cloudflare Email Routingでcontact@bringain.comの受信はできた。送信もCloudflareで続けようとしたところWorkers Paidが必要だったので、今の使い方なら不要と判断して保留にした記録。

Cloudflare Email Routingで受信できるようになり、 「せっかくなら同じ独自ドメインから送信もしたい」 「Email Routingのまま返信までできるのか」 「送信のためだけに有料プランへ上げる価値があるのか」 と迷っていないでしょうか。受信と送信は、Cloudflareでは同じ条件ではありません。
ゆまラボでも受信設定とテストメールは成功しました。続けてEmail Sendingを開いたところ、設定画面へ進む前にWorkers Paidが必要と表示されました。確認時点では最低$5/月で、月3,000通まで含まれ、超過分は1,000通あたり$0.35。技術面では実装可能でしたが、現在の問い合わせ量に対して費用をかける必要性が低いと判断し、そこで止めています。
この記事では、Cloudflareで「受信」と「送信」が別条件になることと、費用に見合うかを確認して保留した判断を記録します。
これは、連載のCloudflare Email Routingで独自ドメインメールを作る方法|受信設定までの少し裏側の話。

CloudflareにはEmail Sendingがある。受信をCloudflareで作ったのだから、送信も同じところで済ませれば分かりやすい。
そう思って管理画面を開いた。
Email Sendingを開くとWorkers Paid#
Cloudflareのメールサービス > Email Sendingを開くと、設定画面へ進む前にこれが出た。

メール送信は現在、Workers Paidプランでのみ利用可能です。
ここで止めた。
Cloudflareの公式ドキュメントも確認すると、Email RoutingはWorkers Freeでも使えるが、任意の宛先へEmail Sendingで送信するにはWorkers Paidが必要になっている。
Workers Paidは最低$5/月。Email Sendingは月3,000通まで含まれ、それを超えると1,000通あたり$0.35。
送信方法自体はかなり使いやすそうで、WorkersのBindingだけでなくREST APIやSMTPにも対応している。メールソフトやSMTP対応アプリから送る方法も用意されている。
機能で引っ掛かったわけではない。
月5ドルを払ってまで、今すぐ送信を作る必要があるかで止まった。
問い合わせ返信だけなら今は使わない#
ゆまラボで独自ドメインメールを作った理由は、問い合わせ先をcontact@bringain.comにしたかったから。
大量のメールを送る予定はない。
現状で想定しているのは、
- 問い合わせを受け取る
- 必要なら返信する
- サイト運営上の連絡先として表示する
くらい。
受信はEmail Routingでできている。
送信側に月3,000通の枠があっても、そこまで使う場面は今のところ思い浮かばない。月5ドルは高額ではないが、ほとんど使わない機能に固定費を増やすのも違う。
「独自ドメインのメールを作ったから、送信も独自ドメインでそろえる」という理由だけでは払わないことにした。

今は、
contact@bringain.com
↓
Cloudflare Email Routing
↓
普段使っているメール
までで運用する。
送信が必要になった時点で、Cloudflare Email Sendingを使うか、別のSMTPサービスを使うかをまた考える。
AdSenseのために独自ドメイン送信が必要なのかも確認した#
少し気になったのがAdSenseだった。
今後ゆまラボでAdSenseを申請するときに、サイトがbringain.comなのに、Google側のアカウントや連絡先がYahooメールなどの一般的なメールアドレスでも問題ないのか。
ここが理由で独自ドメイン送信まで必要なら、月5ドルを払う意味も出てくる。
Google AdSenseのヘルプを見ると、連絡先メールアドレスはログイン用メールアドレスと別にでき、Googleアカウントでなくてもよいと書かれている。
少なくとも、AdSenseを使うために@bringain.comからメールを送信できる状態を作らないといけない、という条件ではない。
サイト上の問い合わせ先はcontact@bringain.com。AdSenseの管理やGoogleからの通知は、普段使っているGoogleアカウントや連絡先メールで受ける。
この分け方で困らない。
Cloudflareで送信する理由ができたら戻る#
Email Sendingそのものは気になる。
Workersから通知メールを送ったり、フォームの自動返信を作ったり、サイト運用を自動化していくなら用途は増える。
たとえば、
問い合わせフォームの自動返信
サイトからの通知
定期レポート
AIを使った自動処理の結果通知
まで始めれば、月5ドルを払ってCloudflareへ寄せる意味も出てくる。
今はそこまでやらない。
受信は無料のEmail Routingで使う。送信は保留。
必要になったら、その時点の料金と仕様を見て決める。


